オリンピックイヤーで訪日客が増え、飛行機の利用者は右肩上がりに増大すると誰もが思っていました。コロナ禍航空業界では国内線の減便に加え、国際線は運航の目処が立たずエアーライン各社は予想外の大打撃を受けています。しかしこんな時代でも2030年に団塊の世代が大量に退職し、航空業界も大変な人材不足になることが予想されています。とりわけパイロット不足は深刻です。なぜならパイロットを育成するには多く時間と費用がかかるからです。つまり足りないからと言ってすぐに補うことができない職種なのです。またコロナ禍で航空運送形態も大きく変化ろうとしています。B777のような大型機で多くの旅客を運ぶのではなく、運航コストが安いB737のような中型機を使って便数を増やし、ダウンサイジングした運航形態に移行しようとしています。しかもこれは日本だけでなく世界的な動向でとなっているのです。アメリカではパイロット不足を補うために2030までに奨学金を出して5000人のパイロットを養成する国家プロジェクトを進める考えがあるようです。
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